コーヒーシロップの選び方を徹底解説!美味しさを引き立てる種類や選び方のポイント(キャラメルラテ・カフェモカ・バニララテ)

この記事でわかること

代表的なアレンジラテ、キャラメルラテ・カフェモカ・バニララテ。数あるメーカーからコーヒーの焙煎レベルに合わせたシロップを特徴とともにご提案します。

目次

キャラメルラテ

深煎りエスプレッソで作る

深煎りの強いコクにはキャラメルソースが適しています。バンホーテン、ハーシーズのキャラメルソース、モナンのキャラメルソース、トラーニのキャラメルソース。バンホーテンから濃厚な順になります。いずれにせよソースなのでしっかりとキャラメル感は出ます。モナンやトラーニだと少し華やかな印象になります。

浅煎りエスプレッソで作る

浅煎りのエスプレッソの持つ華やかさや酸質を生かすにはソースであればモナン、トラーニ。どちらかというとキャラメルシロップの方が適しているかも知れません。

シロップベースだとソースよりは柔らかい甘みになりますが、質感がさらっとしているので人によっては、ラテアートが少し描きにくくなるかも知れません。また各メーカーのシロップはそれぞれ個性的な香りがしますのでお使いのエスプレッソのフレーバーをよく吟味する必要がありそうです。

  • ダヴィンチ キャラメルシロップ
    香ばしさとほんのりバニラ香のするシロップです。クセが少ないので使いやすいシロップです。
  • モナン キャラメルシロップ 
    焼けた芳ばしさを感じつつも甘みと共に優しいフレーバーです。シンプルにキャラメルらしいフレーバーです。
  • トラーニ キャラメルシロップ 
    ミルクキャラメルのようなミルク感のあるフレーバーです。
  • 1883メゾンルータン 
    瑞々しい酸味がありつつも芳ばしいキャラメル感があります。使いにくい訳ではないのですが少し個性的な印象です。

カフェモカ

深煎りのエスプレッソで作る

しっかりとソースでコクを持たせるとよりカフェモカらしくなります。モナン、ダヴィンチ、トラーニと各社ありますがよりビター感が必要であればトラーニがおすすめです。

浅煎りのエスプレッソで作る

ソースで作る 

浅煎りのエスプレッソに加えるにはチョコレートソースはどれもフレーバーが強いのでエスプレッソ自体に加える量は調整してフォームドミルクの上に飾る量で全体のバランスを整えると良さそうです。

シロップで作る 

チョコレートの質感よりもフレーバーを重視したい時はシロップも良い選択肢です。

  • ダヴィンチ 
    シンプルなチョコレートのフレーバーです。甘みも優しく浅煎りのエスプレッソでもフレーバーの邪魔をしません。
  • モナン 
    ビター感や香ばしさはあまり感じられませんが、馴染みやすいフレーバーです。
  • トラーニ 
    強いココアのフレーバーが特徴です。キビ糖を使用しているためコクのある甘みです。
  • 1883メゾンルータン 
    「オレンジの皮を連想させる」とあるように独特な柑橘フレーバーとココアパウダーの香りが共存しています。カカオの苦味もあり個性的なフレーバーのコーヒーと絡めると面白いかも知れません。

バニララテ

バニラのソースはあまり見かけないので深煎り浅煎りであってもシロップで作ります。

  • ダヴィンチ バニラシロップ 
    ピュアでシンプルで使いやすいバニラシロップです。
  • モナン バニラシロップ 
    芳醇なバニラ香としっかりとした甘みです。
  • 1883フレンチバニラ 
    瑞々しいバニラ香です。香り自体にミルクの印象もあり、派手な印象ながらも上品で使いやすいフレーバーです。

キャラメルラテ、カフェモカ、バニララテと定番のアレンジフレーバーですがシロップのメーカーや配合、エスプレッソの個性に沿わせるなど差別化する方法はいくらでもあります。ぴったりのシロップを見つけてオリジナルの定番を作っていきましょう。

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